農林統計出版

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更新日 2023/10/04



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変質する資本主義と共生社会形成の担い手

 
共生社会システム学会(編集) A5判 縦210mm 横148mm 厚さ15mm 重さ 380g 
302頁 並製 定価3,100円+税
ISBN978-4-89732-484-5
 初版年月2023年10月

◎2001年の同時多発テロ以降、コロナ危機、ウクライナ侵攻に至り、社会を取り巻く枠組みが大きく揺らぎだした。本書は、現在の資本主義社会の変質状況を把握し、共生社会に向かうための転換に向けた、担い手や政策展開のあり方を問う。

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大震災・原発事故のインパクトと復興への道
12年後にひもとく農水産物風評被害と将来戦略

 
栗原 伸一(編著)、中村 哲也(編著)、石塚 哉史(編著) 
A5判 縦210mm 横149mm 厚さ12mm 286頁 並製 定価3,200円+税
ISBN978-4-89732-482-1
 初版年月2023年07月

◎復興する原発事故被災地の現在から将来へ!
東日本大震災とそれに伴う原発事故から、12年。原発事故後の消費者行動の分析から、風評被害の構造を解明し、また被災地の農林水産業が輸出を含めて復興へどう歩んできたのかを豊富な調査によって浮き彫りにする。辛くて長い12年からやっと見えてきた将来の姿を詳らかに示す。

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腹八分の農業論  農業を始めようとする君たちへ

 
伊藤 達男(著) 四六判 縦189mm 横127mm 厚さ12mm 重さ250g 
236頁 並製 定価2,300円+税
ISBN978-4-89732-481-4
 初版年月2023年06月

◎新規就農者の著者が語る、具体的な農業のはなし!
2002年、茨城県里美村で新規就農した著者が、その経験から地域、有機農業、夫婦での作業、就農支援などについて、具体的に記述する。「足るを知る」農業を目指すことの意義と方法を実践記録の中から示した、貴重な体験談が満載の刮目の書。まずは農業に就くとはどういうことなのか、考えてみよう。

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計画ストック評価学序説  「生ける計画」を求めて、八郎潟新農村計画の今日的検証

 
東 正則(著) A5判 縦210mm 横148mm 厚さ11mm 重さ250g 
154頁 並製 定価2,000円+税
ISBN978-4-89732-480-7
 初版年月2023年06月

◎八郎潟新農村建設計画を例に計画評価の実際に迫る!
これまで顧みられてこなかった計画の評価について、八郎潟新農村建設計画を例に検証する。優れた計画からは、その検証によって多くのことを学び、地域住民にストックを蓄積させ、地域に貢献できるというメリットが生まれる。本書では、問われてこなかった「計画の評価」の視点の重要性について舌鋒鋭く言及する。

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デジタル時代の農業経営学 農業ビジネスの動向,経営理論,展望

 
南石 晃明(著) A5判 縦210mm 横149mm 286ページ 上製 定価3,500円+税
ISBN978-4-89732-479-1
 初版年月2023年04月

◎デジタル技術の進化が農業経営を変える!
産業としての農業、ビジネスとしての農業経営、その経営成長を実現するための経営管理手法が求められている。本書では、デジタル技術社会における、農業経営管理理論の構築を目指し、農業経営におけるデジタルマネジメントの概念と経営理論を提示する。

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中央気象台 帝国日本の気象観測ネットワークの展開と終焉

 
山本 晴彦 (著) A5判 縦210mm 横148mm 厚さ30mm 
676頁 並製 定価7,000円+税
ISBN978-4-89732-475-3
 初版年月2023年03月

◎戦中・戦前期の気象観測中枢機関、その軌跡!
気象庁の前身である中央気象台は、戦中・戦後期に海外に気象観測機関を設置し、人(技術者)、カネ(施設の建設費)、モノ(観測機器等)を投入し、50年余にわたり気象観測を行っていた。その時代、気象観測の中枢であった中央気象台の創設から海外への展開、そして終戦を迎えるまでを、俯瞰的に集成する。

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穀物・油糧種子バリューチェーンの構造と日本の食料安全保障
2020年代の様相

 
林 瑞穂(編著)、野口 敬夫(編著)、八木 浩平(編著)、堀田 和彦(編著)
A5判 縦210mm 横148mm 厚さ17mm 重さ350g 
304頁 並製 定価3,200円+税
ISBN978-4-89732-478-4
 初版年月2023年03月

◎食料安全保障からみる穀物バリューチェーンの構造変化
世界的な穀物価格高騰の下、わが国の穀物バリューチェーンはどう対応しているのか?日本の穀物調達に大きな影響を与える米州各国の穀物産業の動向、そして急激に増加する中国の穀物需要、とりわけトウモロコシ、大豆などの飼料作物需要の実態分析を通して、日本の食料安全保障を考察する。

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果実のフードシステムと産地の戦略

 
斎藤 修(著) A5判 304頁 上製 定価3,500円+税 
ISBN978-4-89732-477-7
 初版年月2023年03月

◎フードシステムの視点から果樹産業を展望
本格的な経営革新をおこない、新たなビジネスモデルを確立しようとしている先進的な経営が出現しはじめた果樹産業の将来を展望し、果樹産地の新たな戦略をフードシステムの視点から考察する。野菜産業に較べ、競争力のあるビジネスモデルの構築に出遅れた果樹経営の革新を、川下・川中の流通システムの変化を踏まえ、フードシステムの理論的枠組みから捉え直す。

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農村地域の空間的・時間的分析
整数計画モデルによる生活・産業の分析とその方法を中心として

 
能美 誠(著) A5判 縦210mm 横148mm 厚さ15mm 重さ330g 
162頁 上製 定価3,000円+税
ISBN978-4-89732-476-0
 初版年月2023年03月

◎農村地域の政策立案に不可欠な類型化・分析ツール
地域の行政サービスや買い物など住民の日常行動、所得格差分析、農産物販売や雇用、あるいは金融機関の支店網など、農村地域での生活や産業を広くカバーする地域政策立案に欠かせない地域類型化ツールを提示する。農村地域分析に類型化ツールを駆使して、地域での生活や産業の効率的な政策立案を可能にする手引書。

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九州の酒造業と杜氏集団

 
小林 恒夫(著) A5判 384頁 上製 定価4,700円+税 
ISBN978-4-89732-473-9
 初版年月2023年02月

◎炭鉱の興隆とともにあった九州の酒造業
かつて灘に次ぐ日本酒生産地であった九州。その興隆の要因を、九州酒造業の歴史的展開とともに、産業立地という独自の視点から解き明かす。炭鉱立地,工業都市立地という新しい視点で臨んだ要因分析には、新鮮な独自性を吹き込んでいる。さらに酒造現場を支えた杜氏集団のルーツも探り、その実態も解明する。

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農業労働力の変容と人材育成

 
澤田 守(著) A5判 150頁 定価2,200円+税 
ISBN978-4-89732-472-2
 初版年月2023年02月

◎農業労働力確保に向けた処方箋
国内の農業従事者が急速なスピードで減少している。本書では統計データ,アンケート調査,実態調査の結果から丹念な分析を重ね、農業労働力確保に向けた処方箋を提示。さらに農業法人等にみる労務管理、人材育成策にも注目して、変容する農業経営の現場から実態に基づいた方策を考察する。

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食品ロスの経済学 【第4版】

 
小林 富雄(著) A5判 縦210mm 横149mm 370頁 並製 定価3,000円+税
ISBN978-4-89732-474-6
 初版年月2023年02月

◎コロナ禍での食品ロスをみる!
コロナ禍により変容する食品ロスをめぐる情勢から、食品ロス削減法などの解説に加え、より社会的インパクトのある理論的フレームワークを提起。食品ロス発生の本質からその解決までを新しい経済学・経営理論で論及。さらにドギーバック、フードバンクの活用などにも言及する。

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合併からネットワークへ 「農協改革」の課題

 
両角 和夫(著/文) A5判 260頁 並製 定価2,800円+税 
ISBN978-4-89732-471-5
 初版年月2022年12月

◎「農協改革」、もう一つの選択肢‼
現下の農業問題に対処するために急がれる、農協の組織、事業体制の見直し。これまでの「農協改革」議論の整理の上に、単なる法人合併ではなく機能合併の視点に立脚した「ネットワーク型」農協の姿を提唱する。互いに連携し、各々が主体性をもって対処する「ネットワーク型」農協は、農協改革の決め手になれるか?!

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改訂 食品法入門 食の安全とその法体系

 
梶川 千賀子(著) A5判 縦210mm 横149mm 厚さ11mm 重さ300g 
230頁 並製 定価3,000円+税
ISBN978-4-89732-470-8
 初版年月2022年10月

◎法が守る食品安全!
農林水産業から、食品製造業・流通業そして外食産業と広範囲の産業活動に支えられてい る豊かな日本の食生活。その安全性は科学技術の進歩や経済のグローバル化により脅かされている。本書では食品の安全に関わる法律・制度をわかりやすく解説する。本改訂版では、食品衛生法での営業許可および届出制度について項立てて解説を加える。

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共生時代の地域づくり論 人間・学び・関係性からのアプローチ

 
北野 収(編著) A5判 334頁 並製 定価3,000円+税
ISBN978-4-89732-469-2
 初版年月2022年09月

◎「学び」の発想が地域づくりを変える!
自らの生活・文化・環境を守り、改善していくことが「地域づくり」の要諦。人々が幸せを実現するための力をつけることを、どうサポートできるか。「学び」の視点は、本当の住民のための地域づくりに、新たなアプローチを教えてくれる。

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共生社会システム研究 巻次:Vol.16
ポスト新自由主義のビジョン Ⅱ
コロナ禍後の社会と共生

 
A5判 縦211mm 横149mm 厚さ16mm 重さ425g 
354頁 並製 定価3,000円+税
ISBN978-4-89732-467-8
 初版年月2022年09月

◎転機を迎えた新自由主義の難問に挑む!
 ウクライナ危機、世界的な物価高、コロナパンデミック、地球温暖化・・・今、世界は様々の危機的難問を抱え、その深刻さに震撼している。本書では地域の再生、〈農〉の再生、他者との共生という3つの側面から共生社会を展望したシンポジウムでの報告をもとに、社会的矛盾の解決に向けた新たなビジョンの構築を考える。このほかに投稿論文6点、研究ノート1点、短報1点、書評4点も掲載する。

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食の経済入門 巻次:2022年版

 
村上 陽子(編著)、芝﨑 希美夫(編著) A5判 縦211mm 横149mm 厚さ7mm 重さ270g
184頁 並製 定価2,000円+税
ISBN978-4-89732-468-5
 初版年月2022年09月

◎食を学ぶための経済入門書新装版(2022年版)
 私たちが日々口にする食品の生産、加工、流通について、そしてその仕組みについて、わかりやすくまとめた入門的テキスト。食品工業や流通業、農業や漁業、そして食品の安全など、現代の食をめぐる様々な事柄をやさしく解説。現代の食を俯瞰できる食料経済の学習に最適な入門書。旧版『食の経済入門-2020年版』のデータを大幅更新、より理解しやすく構成も刷新。新型コロナウィルスに関するコラムも掲載した。

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農業経営と地域ネットワーク

 
井上 憲一(著) A5判 178頁 並製 定価2,000円+税
ISBN978-4-89732-466-1
 初版年月2022年09月

◎多種多様なネットワークと地域農業をむすぶ
 中国地方中山間地域に立地する畜産経営と集落営農を主な対象に、農業経営と地域ネット ワークの関係性を検討。特に耕畜連携をはじめとした地域の多種多様なネットワークの存在がどう地域農業に関わってきたのか分析する。農山村や農業経営が直面する諸課題を地域ネットワークの存在で解決できるのか。

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飼料用米の生産と利用の経営行動 水田における飼料生産の展開条件

 
鵜川 洋樹(著) A5判 定価2,500円+税
ISBN978-4-89732-465-4
 初版年月2022年09月

◎エサ米生産本格化への道筋
 飼料穀物生産の本作化に向け、飼料用米の生産と利用の営農実態を分析し、国産飼料生産 展開のための条件を探る。目まぐるしく変わる助成制度のなかで、飼料用米生産者はどう経営対応をしてきているのか、そして国産資料用米利用の実態とは?

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戦後日本の生活改善普及事業 「考える農民」の育成と農村の民主化

 
中間 由紀子(著)、 内田 和義(著) A5判 252頁 定価3,000円+税
ISBN978-4-89732-464-7
 初版年月2022年07月

◎「農村の民主化」と「考える農民」
「考える農民の育成」と「農村の民主化」の理念が掲げられた戦後の生活改善普及事業。事業開始当時の農林省の基本方針と地方自治体の対応、そして農村現場の人々がどうふるまったのかを、豊富な文書資料と関係者への聞き取り調査から明らかにする。

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人新世の開発原論・農学原論 内発的発展とアグロエコロジー

 
北野 収(編著)、 西川 芳昭(編著) A5判 272頁 並製 定価2,500円+税
ISBN978-4-89732-463-0
 初版年月2022年06月

◎人新世を生き続けるための二つの原論
人間の生存基盤という視点からの「農学原論」、「世直し」の主体としての人間の主体形 成論による「開発原論」、この二つの原論を北米、フランス、ネパール、モザンビーク、タンザニアなどでの経験をふまえ追及する!政策実践や運動論としての内発的発展論とは距離をおき、「土と人間」の視点から吟味する。

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共生のための社会情報学

 
岡野 一郎(著) A5判 224頁 並製 定価2,400円+税
ISBN978-4-89732-462-3
 初版年月2022年06月

◎社会情報学を基礎から学ぶ
情報というものが,人間の社会的な生活に対してどのような影響を与え,また影響を受け るかということを研究する社会情報学を、そのベースなる理論から出発し、私たちの社会の望ましいあり方を描き出し,そこにおいて情報やメディアが果たす役割を考える。情報学を通して人類の歴史も俯瞰する、刮目の一冊!

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改訂 環境法入門 自然資源管理の法体系

 
梶川 千賀子(著) A5判 208頁 並製 定価3,000円+税
ISBN978-4-89732-461-6
 初版年月2022年06月

◎理科系学生のための環境関連法体系概説 改訂版
人間社会の経済活動から引き起こされる環境破壊、それは自然環境のみではなく、貧困の 拡大という社会的環境問題も惹起させる。本書では、土地を含めた自然資源の管理という 視点から、環境問題、土地利用、農林水産資源、そして災害対応に関連した法令体系と国 際条約について概説する。

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続 野菜データの「見える化」:新22品目 データ活用による野菜振興

 
槇 晋介(著) B5判 190頁 並製 定価2,000円+税
ISBN978-4-89732-460-9
 初版年月2022年05月

◎レーダーチャートで読む野菜の動向
野菜の各品目について、客観的なデータを網羅し、レーダーチャートを用いてその特徴が一目でわかる資料集。旧版に加え、新たに22品目の野菜について、生産・流通・消費の情勢や産地の動向などの情報を数値化し、一目で比較が可能なチャートで示す。

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新自由主義は自らを変革できるのか 地域SDGsを実現する

 
矢口 芳生(著) A5判 198頁 並製 定価2,000円+税
ISBN978-4-89732-458-6
 初版年月2022年04月

◎持続可能な社会の実現が地域の再生を前進させる!
荒れ狂った新自由主義の嵐は、地球温暖化、環境破壊、そして富の偏在、格差拡大という結果をもたらした。成長から取り残された地域には、厳しい時代が待ち構えている。この行き詰まり感を吹き飛ばし、地域の再生を実現するための持続可能な社会の到来を、そして地域における環境・経済・社会の三つの持続可能性への道筋を唱える。

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健康長寿をもたらす食 自然に近い植物食を「丸ごと」でとる

 
長谷山 俊郎(著) 四六判 274頁 並製 定価2,800円+税
ISBN978-4-89732-459-3
 初版年月2022年04月

◎植物「丸ごと」食で健康長寿を!
加齢とともに心身の活力(運動機能や認知機能等)が低下した「虚弱」状態に陥る。このような状態を予防する「フレイル予防食」や国・自治体による食指導にも関わらず、基礎疾患をかかえる日本人が増えているという。植物を「ありのままに摂る」ことの重要性を唱える著者が、科学的エビデンスに基づき説いた「食と健康論」。

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農村計画学のフロンティア巻次:8 
マルチレベル分析の実際 農村計画、公衆衛生、ソーシャル・キャピタル研究への応用

 

A5判 130頁 並製 定価1,200円+税
ISBN978-4-89732-455-5
 初版年月2022年04月

◎使えるマルチレベル分析の解説書!
農村計画研究、公衆衛生学、ソーシャル・キャピタル研究など、各種の「地域」を考慮した分析での応用を念頭に置いて、マルチレベル分析の概要からはじめ、各種統計データを具体的に使いながらの分析方法、利用時の留意点まで丁寧に解説を施す。初心者にも独力で理解し推定できる解説書!

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農村住民・施設と農業人口 線形計画法による分布パターンの合成分析

 
能美 誠(著) A5判 162頁 上製 定価3,000円+税
ISBN978-4-89732-457-9
 初版年月2022年03月

◎農村空間での学校・施設・事業所等の分布を解析
農村空間での通勤・通学から転居などの人流、学校・施設・事業所などの分布、これらの分布を近似的に表現し得るパターンを設定。農村地域の具体的な分布パターンの解析から農村生活や農業などの諸活動の分析・評価を行う。著者独自の「典型状態合成法」を駆使した手法により導きだされる解析結果は・・・。

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デジタル・ゲノム革命時代の農業イノベーション

 
南石 晃明(編著) A5判 340頁 並製 定価3,400円+税
ISBN978-4-89732-456-2
 初版年月2022年03月

◎農業イノベーションの現段階
農業用ロボット、遺伝子組み換えやゲノム編集技術など、農業分野の新技術により進展する農業イノベーションは農業経営、農業・農村にどのような影響を与え、どのような構造変動を引き起こすのか?本書ではその実態と動向の分析から、農業イノベーションの現段階を示す。

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〈自己完結社会〉の成立 下巻 環境哲学と現代人間学のための思想的試み

 
上柿 崇英(著) A5判 278頁 上製 定価3,500円+税
ISBN978-4-89732-454-8
 初版年月2022年03月

◎現実社会と対峙する人間としての思想
生活空間のいたるところに浸透している高度にシステム化した社会装置。その中で消え去られる人間の存在意味。現実社会の中で、名状し難い痛苦な現実がより深く、生身の人間に襲いかかる。われわれは、こうした現実とどう対峙し得るのか、人間学から哲学的に論考する。さらに下巻では生活世界の構造転換を時代の推移とともに上向的に考察し、自己完結社会で「意のままにならない生」を生きていく術を哲学的に探る。
上巻・下巻、同時発行!

さらに詳しい内容については著者特設ページ
https://schs.gendainingengaku.org/)も参照。

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〈自己完結社会〉の成立 上巻 環境哲学と現代人間学のための思想的試み

 
上柿 崇英(著) A5判 328頁 上製 定価3,500円+税
ISBN978-4-89732-453-1
 初版年月2022年03月

◎現実社会と対峙する人間としての思想
生活空間のいたるところに浸透している高度にシステム化した社会装置。その中で消え去られる人間の存在意味。現実社会の中で、名状し難い痛苦な現実がより深く、生身の人間に襲いかかる。われわれは、こうした現実とどう対峙し得るのか、人間学から哲学的に論考する。
上巻・下巻、同時発行!

さらに詳しい内容については著者特設ページ
https://schs.gendainingengaku.org/)も参照。

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持続可能な農業に向けた農法普及 「生きものブランド米」の技術と導入行動

 
上西 良廣(著) A5判 160頁 並製 定価2,400円+税
ISBN978-4-89732-451-7
 初版年月2022年02月

◎「生物多様性保全型農法」の普及に向けて!
「朱鷺と暮らす郷認証米」(新潟県佐渡市)、「コウノトリ育むお米」(兵庫県豊岡市)、「魚のゆりかご水田米」(滋賀県)など、生物多様性に配慮した農法の動きに着目。これら「生きものブランド米」の技術特性と普及過程を分析し、実践的・体系的な普及方法を導き出す。SDGsに相応しい「生きものブランド米」は、農業のニューウェーブだ!

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農村計画学のフロンティア 巻次:7 
文化的な生物資源利用による農村ランドスケープの生成と変容

 

A5判 130頁 並製 定価1,200円+税
ISBN978-4-89732-452-4
 初版年月2022年01月

◎農村ランドスケープを紐解く!
それぞれの地域の自然環境条件に対応した農的生産に関わる営みの継続は、その場所での自然の営みと人の営みの歴史を反映した地域固有の景観を醸成する。その地域固有の景観をランドスケープと呼ぶ。各地の農的ランドスケープを訪ね歩いた著者によりその特性、成立要因、変容過程、支えてきた人々について詳細に考察した、注目の書。

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農業・農村問題のミクロデータ分析

 
藤栄 剛(編著)、仙田 徹志(編著)、中谷 朋昭(編著)  
A5判 164頁 並製 定価2,400円+税
ISBN978-4-89732-449-4
 初版年月2022年01月

◎ミクロデータで探る農業・農村の姿
農業・農村の詳細な実態解明には、高いレベルのエビデンスと事例調査に基づくエピソードベースの成果が相互補完されなければならない。本書では、こうした相互補完に不可欠なミクロデータの利活用の分析基盤と分析事例をふんだんに示す。

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農政の展開と農業・農村問題の諸相

 
酒井 富夫(編著) A5判 364頁 並製 定価3,500円+税
ISBN978-4-89732-448-7
 初版年月2021年12月

◎着実な農政の展開、そのとき農村・農業では・・・
新自由主義を旗印に突き進んでいる日本のグローバル化経済。自由市場の下で繰り広げられる農政は、どう農業・農村に作用してきたのであろうか。農業および農村政策の展開と、農村をめぐる各領域の分析を通じ、その大きな流れを整理する。

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大震災・原発事故以後の農水産物・食品輸出 輸出回復から拡大への転換に向けて

 
増田 聡(編著)、中村 哲也(編著)、石塚 哉史(編著) 
A5判 226頁 並製 定価2,600円+税
ISBN978-4-89732-447-0
 初版年月2021年10月

◎原発事故後の消費者意識と輸出拡大への課題
3.11の東日本大震災と続く東京電力福島第1原子力発電所事故は、東北各県の産業に今だ大きな影響を及ぼしている。本書では、農林水産物や食品の輸出に関する規制措置とそれに伴う輸出構造の変化、そして内外の消費者意識に焦点をあて、輸出拡大に向けたこれからを展望する。

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野菜価格安定制度と野菜産地の進展 野菜価格安定制度創設から半世紀を経て

 
農畜産業振興機構 (編) A5判 260頁 定価3,500円+税
ISBN978-4-89732-446-3
 初版年月2021年10月

◎野菜価格安定制度、50年目の総括!
不作時には価格が高騰し、豊作時には暴落する・・・そんな野菜の価格安定、需給安定のために、野菜価格安定制度ができて50年余。本書ではこの50年の歴史を顧み、制度の仕組みから、指定野菜および特定野菜について緊急需給調整事業と契約指定野菜安定供給事業を含む野菜安定制度を解説し、産地の動向とともに制度活用の効果についても紹介する。

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現代農業簿記会計概論

 
古塚 秀夫(著)、 髙田 理(著) A5判 314頁 並製 定価3,300円+税
ISBN978-4-89732-445-6
 初版年月2021年10月

国際的な情報化の進展,税務環境の変化,販売の多様化など,新たな経営環境に即応できる、新たな会計知識をどう整備し、どう活用するのか。最新の会計基準と税制等に即した農業簿記と農業会計を徹底的に理解するための入門書。各章に練習問題も配した最新版。

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共生社会システム研究 Vol.15
ポスト新自由主義のビジョン Ⅰ
パンデミックから見える世界

 
A5判 350頁 並製 定価3,500円+税
ISBN978-4-89732-443-2  初版年月2021年09月

◎ウィズ・コロナ時代の共生社会を探して!
ポスト新自由主義のビジョンとして、地域の再生、〈農〉の再生、他者との共生という3つの側面から共生社会の展望をさぐる。コロナ禍後の世界、ウィズ・コロナ時代に私たちはどうビジョンを打ち出せるのか?このほかに投稿論文3点、研究ノート1点、短報1点、書評4点を収載。
共生社会システム学会設立15周年記念する1冊。

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中国農業経営制度

 
羅必良(編著)、徐哲根(訳)、朴京玉(訳)、佐藤 敦信(訳)、陳帥(訳) 
A5判 334頁 並製 定価3,500円+税
ISBN978-4-89732-442-5
 初版年月2021年09月

◎前進する中国農村の基本経営制度を解説
中国の基礎的制度を構成する重要な農村の基本経営制度を詳らかにする。理論的手がかり,歴史的変遷の論理,革新的実践など,多元的側面から中国農業経営制度の核心へと迫り,新古典派経済学をも援用しながら中国農業の実情に即した経営制度を解説。更に近年の革新的実践を吟味し,豊富な事例から新しい中国農村を展望する。

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イカ産業の展開と構造 グローバル化する生産・流通・加工・消費

 
三木 克弘(編著)、 三木 奈都子(編著) A5判 462頁 上製 定価5,000円+税
ISBN978-4-89732-441-8
 初版年月2021年07月

◎イカから見えてくる水産業の行方!
1960年代以降,イカ類に係る水産業(漁業,流通,加工)は、「イカ産業」と呼ばれるまでに成熟した。そしてイカ産業に関わる資源と生産技術、市場は激烈に変化する。本書はその展開や再編の画期とその背景を分析するにとどまらず,特にスルメイカの漁獲量が激減し,イカ産業が変革期を迎えている近年の状況にも言及。2017年に他界した水産経済研究者・三木克弘氏の遺稿集。

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ファクトデータでみる農業法人 経営者プロフィール,ビジネスの現状と戦略,イノベーション

 
南石 晃明(著) A5判 116頁 並製 定価1,500円+税
ISBN978-4-89732-440-1
 初版年月2021年06月

◎農業ビジネスの現実を正しくデータで示す!
農業ビジネスの主体たる農業法人に焦点を当て、農業法人経営者のプロフィール(年齢,就農経験,教育歴)から,財務(売上や収益率),事業展開(作目,今後の方針),経営の方針とその強みと弱み,貿易自由化の影響と対応,そしてスマート農業やイノベーションへの取り組みに至るまで,そのファクトデータをコンパクトにまとめる。最新の実態を示す統計やアンケート調査などのファクトデータから現状を解説する。

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共生社会システム研究 Vol.14,No.1
地方社会における移住人財・AIとの共生

 
A5判 縦210mm×横148mm×厚さ15mm 重さ 400g
332頁 並製 定価3,200円+税

ISBN978-4-89732-439-5  初版年月2021年05月

◎新時代へ向けての共生の意味を探る!
 地域や農の再生、他者との共生に、移住者や外国人労働者、新たな時代のAIは、どのような意味があるのか、どのように共生していくべきか、シンポジウムから熟考する。さらにSDGsへの認識も新たに、自然・動植物との共生、多文化・他者との共生等、多種多様な報告を綴る。このほかに投稿論文8点、研究ノート1点、短報1点、書評3点を掲載。

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地域経営論

 
矢口 芳生(著) A5判 590頁 上製 定価6,500円+税
ISBN978-4-89732-438-8
 初版年月2021年03月

新しい学問領域、「地域経営論」を衝く!
 1990年代以降、激しくなった地域間格差等の地域の問題が山積され、その課題解決のための合理的な地.域の経営が脚光を浴びた。本書では地域問題解決のための地域経営学を地域系・総合系・新領域の学問と位置づけ、これまでの理論的・実践的な総括を試みる。

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フードシステムの産業連関分析  北海道の食産業を考える

 
吉本 諭(著) A5判 198頁 上製 定価2,300円+税
ISBN978-4-89732-437-1
 初版年月2021年03月

産業連関分析から見えてくる北海道食産業の付加価値創造の構図
 比較優位を有する食産業の振興が地域振興の重要な柱となっている北海道。本書では、産業連関分析を通して、北海道食産業の産業連関構造を明らかにし、付加価値創造の構図を示す。そこから見えてくるのは、付加価値創造の柱としての農林水産業の役割と生産性向上の取り組みにある。

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環太平洋稲作の競争構造  農業構造・生産力水準・農業政策

 
西川 邦夫(編著)、大仲 克俊(編著) A5判 222頁 定価2,800円+税
ISBN978-4-89732-436-4
 初版年月2021年02月

国際的位置から比較した日本稲作の将来
確実に海外産地との直接的競争に巻き込まれつつある日本の稲作農業。本書では環太平洋地域-日本、アメリカ、ベトナム-における農業構造、生産力水準、農業政策という視角から比較検討し、今後の日本稲作の生き残り戦略を考察する。

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日本農業の存続・発展  地域農業の戦略

 
田林 明(編著)、菊地 俊夫(編著)、西野 寿章(編著)、山本 充(編著)
A5判 縦217mm 横156mm 厚さ25mm 410頁 上製 定価5,000円+税
ISBN978-4-89732-435-7 初版年月2021年02月

自然条件・社会経済条件から問いかける地域農業の生き残り戦略
地理学研究の立場から、自然条件や社会経済条件を生かした農業の姿とその地域的差異を明らかにし、それぞれの地域の実情や諸条件に適応した農業の存続・発展戦略を実証的に調査・研究した多くの事例から導き出した地域農業論。

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野菜データの「見える化」  データ活用による野菜振興

 
槇 晋介(著) B5判 198頁 並製 定価2,000円+税
ISBN978-4-89732-434-0 初版年月2020年11月

レーダーチャートで読む野菜の動向
野菜の各品目について、客観的なデータを網羅し、レーダーチャートを用いてその特徴が一目でわかる資料集。20種類の野菜について、生産・流通・消費の情勢や産地の動向などの情報を数値化し、一目で比較が可能なチャートで示す。農業振興、とりわけ野菜の振興には欠かせない情報を客観的数値で示し、レーダーチャートで読み解く、この野菜振興を足元で支える有益なツールを示した。

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病気を生まない食 体の浄化がすべて

 
長谷山 俊郎(著) 四六判 318頁 並製 定価2,800円+税
ISBN978-4-89732-433-3 初版年月2020年11月

「病」の本質と向き合い、「健康」への対応策を!
健康と疾病に関する科学的知見を援用して、現代日本人の病の本質と健康体を維持する食の摂取を提示する。生命と健康の維持のために不可欠な食を適切に摂取することでのみ、末永い健康を手に入れることが可能、と訴える。現代を生きる人々の、健康維持の指南書。

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北海道農業の到達点と担い手の展望

 
谷本 一志(編著)、小林 国之(編著)、仁平 恒夫(編著) A5判 340頁 並製 定価3,500円+税
ISBN978-4-89732-432-6 初版年月2020年11月

北海道農業の将来予測と担い手の動向
2030年の農業構造予測をもとに、事例分析を通して、北海道農業の地域差の拡大と実態の多様性をとらえ、農業生産および農村の担い手を展望する。生き残りをかけた新たな取り組みや将来を示唆する力強い行動の萌芽から、農業と農村の担い手の姿を生き生きと描写する。北海道農業・農村の新たな性格規定と今後の展開論理を導き出す。

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野菜産地の変容と生産組織

 
岡田 登(著) A5判 226頁 並製 定価2,400円+税
ISBN978-4-89732-430-2 初版年月2020年09月

◎進む野菜産地の変貌を学ぶ
 急速に拡大形成された野菜の産地形成の後、各野菜産地内の地域的条件により産地の統合・分化が進行する。その過程を丁寧に追い、要因を探る。さらに大規模化する農業法人化の動きの中で、野菜生産法人の存立要因を各地の個別事例から明らかにする。多くの図表を駆使して、より丁寧に解説を施した刮目の学術書。

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食の経済入門 2020年版

 
村上 陽子(編著) 芝﨑 希美夫(編著) 婁 小波(著) 堀田 宗徳(著) 
A5判 184頁 並製 定価2,000円+税

ISBN978-4-89732-431-9 初版年月2020年09月

◎食を学ぶための経済入門書新装版(2020年版)
 私たちが日々口にする食品の生産、加工、流通について、そしてその仕組みについて、わかりやすくまとめた入門的テキスト。食品工業や流通業、農業や漁業、そして食品の安全など、現代の食をめぐる様々な事柄をやさしく解説。現代の食を俯瞰できる食料経済の学習に最適な入門書。旧版『食の経済入門-2018年版』のデータを更新するとともに、構成も変え、コロナウィルスに関する補論も掲載。

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青果物流通論 食と農を支える流通の理論と戦略

 
桂 瑛一(著) A5判 184頁 上製 定価2,000円+税
ISBN978-4-89732-429-6 初版年月2020年08月

◎見直されるべき、食と農を支える多段階流通
規制改革推進の名の下で流通改革も俎上に上っているが、青果物流通の実態への事実誤認や認識不足により、日本の食と農、そして流通が破壊されかねないと危惧されている。本書では、卸売市場の使命を再認識し、青果物流通の社会経済的機能について考察を深める。
流通・マーケティング戦略論を含む、筆者の研究成果を集大成した、青果物流通論。

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市民参加の庁舎計画 栃木県を中心に

 
三橋 伸夫(著) A5判 114頁 並製 定価1,600円+税
ISBN978-4-89732-428-9 初版年月2020年07月

◎市民の交流と協働の拠点に向けて
著者がかかわった栃木県の市町を例に、新庁舎の建替えや改修の基本構想から基本計画、そして建設について、地域住民の参加による合意形成のプロセスを詳細に考察する。

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風土的環境倫理と現代社会 〈環境〉を生きる人間存在のあり方を問う

 
亀山 純生(監修) 増田 敬祐(編集) 四六判 322頁 上製 定価3,200円+税
ISBN978-4-89732-427-2 初版年月2020年07月

◎環境問題の追及から、人間存在の意味を問う
和辻哲郎の風土論を批判的に継承しつつ、風土論の現代的意義を検討し、環境論の人文社会科学研究の地平を明確に示す。〈環境〉を生きる人間存在のあり方を射程に、その解明にとって風土論の意義と可能性を学際的に正面から問う、意欲的な問題提起をおこなう。

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増補改訂新版 食品ロスの経済学

 
小林 富雄(著) A5判 322頁 並製 定価3,000円+税
ISBN978-4-89732-425-8 初版年月2020年05月

◎食品ロスの削減からSDGsへ
大きく変容する食品ロスをめぐる情勢から、成立した食品リサイクル法、食品ロス削減法などの解説を施し、より社会的インパクトのある理論的フレームワークを提起。食品ロス発生の本質を経済学的に論究。現実問題として内容をアップデートし、さらにドギーバック、フードバンクへの活用などにも言及する。『改訂新版 食品ロスの経済学』の増補版。

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The Economics of Food Loss and Waste

◆電子出版◆
by Tomio KOBAYASHI 定価 3,500 円+税
ISBN978-4-89732-426-5 初版年月2020年04月

◎食品ロスの削減からSDGs へ
大きく変容する食品ロスをめぐる情勢から、成立した食品リサイクル法、食品ロス削減法などの解説を施し、より社会的インパクトのある理論的フレームワークを提起。食品ロス発生の本質を経済学的に論究。現実問題として内容をアップデートし、さらにドギーバック、フードバンクの活用などにも言及する。

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貧困改善・食糧自給をめざすODA農業開発

 
河原 行弘(著) A5判 118頁 並製 定価1,500円+税
ISBN978-4-89732-424-1 初版年月2020年04月

◎ODAによる農業開発・援助の計画手法
フィリピンを例に、農業農村開発とODAの一般的現状を把握したうえ、食糧増産を目的とした大規模灌漑開発と貧困改善をめざす小規模農業農村総合開発の内容、成果を分析評価。開発を効果的に実施するための計画策定手法、援助による開発の進め方を提示する。

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フードバリューチェーンの国際的展開

 
斎藤 修(編著) A5判 308頁 定価4,200円+税
ISBN978-4-89732-423-4 初版年月2020年04月

◎国境を超えるフードバリューチェーン
食品製造業の農業参入はバリューチェーン展開の一形態であり、小売業の業態転換や生産段階からのチェーン構築はバリューチェーン構築、そのものである。本書では、すでに小売主導型の流通システムが広範に普及しているEUや南米でのバリューチェーンの実態を分析し、日本での展開の可能性を探る。

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中国の農村集落整備 農業の新しい役割の時代を迎え、農村集落整備研究の交流促進のために

 
東 正則(著) A5判 308頁 並製 定価3,500円+税
ISBN978-4-89732-422-7 初版年月2020年03月

◎中国農村集落が抱えてきた課題を解きほぐす!
中国型市場経済の浸透等により中国農村の生産活動は一定の成果が得られ、残された課題として農民の居住空間の改善が急がれた。本書では、改革開放前後にわたる数多くの中国農村集落整備調査結果から、農村集落の整備の歴史と経緯を概観し、時代背景や地域性などを読み取る。

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二〇〇海里漁業戦争をいかに戦ったか 30人の証言。その時に

 
末永 芳美(編著) A5判 320頁 上製 定価3,500円+税
ISBN978-4-89732-421-0 初版年月2020年03月

◎「海洋の時代」の幕開けと「水産ニッポン」に隠された裏面史
20世紀の海洋秩序を大きく変えた国連海洋法条約―これにより沿岸国による200海里水域の排他的権利の設定は、それまでの海洋利用の枠組みを根底から覆すものだった。
最大級の影響を受けた日本漁業変遷の姿を、関係者の証言から浮き彫りにする。

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鯨塚からみえてくる日本人の心 9 鯨の記憶をたどって関東へ

 
細川 隆雄(著) 四六判 258頁 上製 定価2,600円+税 
ISBN978-4-89732-420-3 初版年月2020年03月

◎鯨塚をめぐる巡礼の旅で、日本人のルーツと海の繋がりを探る
日本各地には数多くの鯨にまつわる史跡が数多く残されている。本書では、自然への畏敬を込めて建てられた鯨塚に焦点をあて、有形・無形の記憶から伝統的な地域文化を探訪する。海の記憶の中に、日本人のルーツを辿る、巡礼の旅は続く。
「豊後水道海域」(2008年)、「西海域編」(2012年)、「丹後・北陸編」(2014年)、「南海域編」(2015年)、「東北・北海道編」(2016年)、「東海道-北勢四日市・鈴鹿、ならびに南勢伊勢志摩-」(2018年)、「東海編-知多・伊豆へ-」(2019年1月)、「東海域をめっぐての総括最終章」(2019年7月)に続くシリーズ、パート9。

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カナダにおける都市-農村共生システム 農村空間の商品化と地域資源

 
田林 明(編著) A5判 308頁 上製 定価3,500円+税 
ISBN978-4-89732-417-3 初版年月2020年01月

◎カナダの農村から地域振興の条件をさぐる
体験・観光農業、グリーンツーリズム、直売所、市民農園、セカンドハウスなど、農業生産だけでない農村の機能を様々な農村地域資源から見出し、商品化する。この「農村空間の商品化」は、どのようなシステムで商品価値を創造し、都市と農村の共生を構築できるのか、カナダの実例からさぐる。

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帝国日本の気象観測ネットワークⅦ 朝鮮総督府

 
山本 晴彦(著) A5判 580頁 並製 定価5,800円+税 
ISBN978-4-89732-418-0 初版年月2020年02月

◎日露戦争から太平洋戦争敗戦まで 激動の中の朝鮮の気象観測史
日露戦争が開戦すると時を経ず、朝鮮に気象観測拠点の整備を急いだ日本。以来、太平洋戦争の敗戦をむかえるまでの40年間、朝鮮半島の気象観測を休みなく続けた観測所の、観測施設の変遷、気象業務の内容、観測所職員の移り変わり、刊行された気象資料について、豊富な史料とともに解説する。
『帝国日本の気象観測ネットワーク -満洲・関東州-』、『帝国日本の気象観測ネットワークⅡ-陸軍気象部-』、『帝国日本の気象観測ネットワークⅢ-水路部・海軍気象部-』、『帝国日本の気象観測ネットワークⅣ-樺太庁-』、『帝国日本の気象観測ネットワークⅤ-南洋庁-』、『帝国日本の気象観測ネットワークⅥ-台湾総督府-』に続く第7弾!

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なぜ企業は農業に参入するのか 農業参入の戦略と理論

 
渋谷 往男(編著) A5判 262頁 並製 定価2,500円+税 
ISBN978-4-89732-419-7 初版年月2020年01月

◎業種を越えて農業に参入する実相
食品系企業、建設業、福祉分野など、様々な業種と規模の企業が農業に参入しているが、なぜ利益が上がりにくい農業に参入するのか。農業参入にどのような狙いや理由があるのか。そしてどのような効用があるのか。事例企業の実態分析を通して、経営戦略からみる農業参入の理論化を試みる。

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朝日緑源、10年の軌跡 中国における日系農業企業の挑戦

 
大島 一二(著) 山田 七絵(著) A5判 154頁 定価2,000円+税 
ISBN978-4-89732-416-6 初版年月2019年12月

◎朝日緑源は中国で何を目指したのか
中国に進出したアサヒビール現地法人・朝日緑源が中国で事業展開した経緯、意義、現状、そして到達点を総合的に評価する。農業部門で本格的に参入した朝日緑源は、食品安全問題のため先進技術を導入し、中国全土への販売網を確立した、その10年の足取りを追う。朝日緑源は中国で何を行い、何を目指したのか、そしてその到達点とは・・・。

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北海道農村社会のゆくえ 農事組合型農村社会の変容と近未来像

 
柳村 俊介(編著) 小内 純子(編著) A5判 272頁 並製 定価2,500円+税 
ISBN978-4-89732-415-9 初版年月2019年12月

◎変容する北海道農村の将来を展望する
行政・農協と密接に結びついた、北海道独自の農業村落=「農事組合型」村落の変化を、生産力構造や農村社会の姿から捉えなおし、その未来像を描き出す。深刻さを増す限界集落問題や人口減少・農家の減少などへの対策をこうじて、地域づくりを可能とする、そうした北海道独自の村落社会は可能なのか?

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現代漁業簿記会計

 
古塚 秀夫(著/文) 髙田 理(著/文) A5判 定価3,500円0円+税 
ISBN978-4-89732-414-2 初版年月2019年12月

◎事例で学ぶ漁業会計の入門書
効率的な漁業経営に欠かせない漁業簿記会計の理論と技術をやさしく解説する入門書。実践編では、企業的経営を行う家族経営漁家を対象に、簿記および会計の一連の理論と手続きを解説し、取引事例に基づいて実際の処理の仕方を仕訳から財務諸表作成、経営分析まで詳細に説明する。

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『ポスト貿易自由化時代の貿易ルール WTOと「メガFTA」

 
林 正德(著) 弦間 正彦(著) A5判  280頁 並製 定価3,000円+税 
ISBN978-4-89732-413-5 初版年月2019年10月

◎貿易ルールの二重構造がもたらすもの
機能不全に陥ったかにみえるWTO,その一方でFTAなどの大規模な地域貿易協定が乱立している。グローバル・ルールとローカル・ルールという貿易ルールの二重構造は、農業と農産物貿易にどのような影響を与えるのか。日本のとるべき姿勢はどうあるべきか。貿易交渉の歴史から将来を浮き彫りにする。

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共生社会システム研究 Vol.13,No.1
日本型アニマルウェルフェアの展開を目指して

 
A5判 220頁 定価2,300円+税
ISBN978-4-89732-412-8  初版年月2019年09月

◎家畜の工場的生産システムからの脱却を!
家畜が健康で幸福な状態を重視するアニマルウェルフェアに配慮する畜産,そしてその生産物を市場で普及させるフードチェーンの確立に挑む様々な取り組み。アニマルウェルフェア先進国の事例に倣い、日本での実践事例を紹介し、考察する。このほかに投稿論文5点、短報1点、書評2点を掲載。

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「社会」の中の農薬 新聞報道にみるそのイメージ

 
 四六判 242頁 定価1,900円+税 
ISBN978-4-89732-411-1 初版年月2019年08月

◎「社会」は農薬をどうみてきたか
生産力向上への期待や農業労働の軽減といったメリットの反面、食品への残留や環境汚染などのデメリットを孕む農薬。この農薬について、新聞報道はどのように扱ってきたのか?また社会にどのような影響を与えてきたのか?「農薬」への見方の変化を捉えるとともに、農薬問題への新聞報道の役割を鋭く探る。

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鯨塚からみえてくる日本人の心 8 東海域をめぐっての総括 最終章

 
 四六判 268頁 定価2,800円+税 
ISBN978-4-89732-410-4 初版年月2019年08月

◎鯨塚をめぐる巡礼の旅 日本人のルーツと海との繋がりを探る
 日本各地に存在する数多くの鯨にまつわる史跡を訪ね歩き、有形・無形の記憶から、伝統的な地域文化を探る。鯨文化をめぐる旅も、豊後水道海域から、西海域を経て、丹後・北陸、南海、そして東海、伊豆半島へと辿り着いた。この東海編では、万葉集を素材に日本人と海とのかかわりを深く掘り下げる。
「豊後水道海域」(2008年)、「西海域編」(2012年)、「丹後・北陸編」(2014年)、「南海域編」(2015年)、「東北・北海道編」(2016年)、「東海道-北勢四日市・鈴鹿、ならびに南勢伊勢志摩-」(2018年)、「東海編-知多・伊豆へ-」(2019年1月)に続くシリーズ、パート8。

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参加と連携のまちづくり・むらづくり

 
A5判 330頁 定価3,400円+税
ISBN978-4-89732-408-1 初版年月2019年06月

◎21世紀・地域づくりの基本スタンス
住民参加によるまちづくり・むらづくり、グリーンツーリズムをはじめとした都市農村交流、環境学習・教育、そして地域の多様な主体の協働による新たなガバナンス体制、いずれも二十年来にわたる地域問題の課題である。依然として地域に横たわるそれらの課題を、改めて浮き彫りにする。

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6次産業化による農山村の地域振興 長野県下の事例にみる地域内ネットワークの展開

 
A5判 222頁 並製 定価2,500円+税
ISBN978-4-89732-409-8 初版年月2019年06月

◎地域経済を支える「6次化」ネットワーク
農業者と加工・販売事業者が、相互に補完しながら地域経済を支える展開を「6次産業化」と捉え、地域に根ざした、この6次産業化の展開を農業者・事業者・地域社会という地域内ネットワークの視点から見つめなおし、地域経済振興への道すじを探る。

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市民が出会う都市計画 石田頼房先生の講義メモをもとに

 
A5判 338頁 定価4,000円+税
ISBN978-4-89732-403-6 初版年月2019年05月

◎協働による都市計画論
都市計画とは何か。「私」が無理矢理従わされる「公」の計画なのか。市民の立場から,都市計画を評価し,改善を求めることは出来ないのか。本書は,市民が様々な場面で出会う都市計画の姿を示し,求められるべき,市民のための都市計画を実現させるための方策を訴える。

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新スマート農業 進化する農業情報利用

 
A5判 516頁 並製 定価5,000円+税
ISBN978-4-89732-407-4 初版年月2019年05月

◎データが創る、農業の新時代
 農業・農村のイノベーションを実現する「スマート農業」。IT化だけではなく、営農スタイルを含めた農業展開やエネルギー、そして環境などの革新技術によって、農業・農村のエコシステム化と持続的生産を目指す。農業情報科学の知識を集大成した「農業情報科学ハンドブック」。

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中国農村発展の歩み

 
A5判 626頁 定価6,500円+税
ISBN978-4-89732-406-7 初版年月2019年03月

◎社会主義市場経済下の中国農村を説く
社会主義市場経済をかかげ、改革開放政策を推し進める経済大国・中国。本書では多様な視点から30余年にわたる中国農村発展の歴史、成功発展体験、問題点およびその原因を分析した上、問題解決の対策を提起。今後の中国農村の発展方向を展望する。

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震災復興から俯瞰する農村計画学の未来

 
B5判 450頁 定価4,400円+税
ISBN978-4-89732-405-0 初版年月2019年03月

◎持続と連携の論理と仕組み
限界集落問題や地方崩壊の危機に直面する農山漁村エリアを襲った大震災、そしてそこからの復興。そのプロセスを俯瞰し、得た教訓や研究成果から、持続と連携をコンセプトに地域コミュニティ存続の力と意義を多角的に考察、農村計画学の方向性をも論理化する。

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棚田地域の震災復興 阪神淡路大震災、中越地震、そして長野県北部地震

 
A5判 240頁 並製 定価2,500円+税
ISBN978-4-89732-402-9 初版年月2019年03月

◎棚田地域を襲った震災の被害と復旧の記録
地震被害は、地域の生活に大きな影響を与えてきた。本書は被災地域に赴き震災調査に携わった著者たちの記録である。棚田が地域の生産と生活の中心にある地域では、一刻も早い棚田の復旧が求められるが、復旧と復興のための整備技術ばかりでなく、地域コミュニティなどの社会組織の再興をも視野に入れた対応の必要性を訴える。

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開発途上期日本の農村金融発展 戦前の農村信用組合を中心として

 
A5判 240頁 並製 定価2,700円+税
ISBN978-4-89732-404-3 初版年月2019年03月

◎黎明期の農村信用組合のあゆみ
日本資本主義の黎明期に農村での金融発展へと導いた農村信用組合の歴史を詳らかにし、その発展要因と達成できなかった課題を明確にする。その上で農村信用組合に関する日本の経験を通して、途上国への含意を提示。各々の風土や文化に相応しい市場親和的政策の有効性を示す。

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カメムシによる斑点米をふせぐ カスミカメムシ類の生態と管理

 
A5判 90頁 並製 定価2,000円+税
ISBN978-4-89732-401-2 初版年月2019年03月

1990年代後半、その食害によって米粒に斑点ができることから、銘柄米「新潟コシヒカリ」に大きな損害を与えたカメムシ。本書は、防除が困難といわれてきたカメムシの生態を解明するとともに、その防除対策を解説する。

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鯨塚からみえてくる日本人の心 7 鯨の記憶をたどって知多・伊豆へ

 
四六判 282頁 上製 定価3,000円+税
ISBN978-4-89732-400-5 初版年月2019年02月

◎鯨の長大な回遊を追って、鯨塚をめぐる巡礼の旅
日本各地には数多くの鯨にまつわる史跡が数多く残されている。本書では、自然への畏敬を込めて建てられた鯨塚に焦点をあて、有形・無形の記憶から伝統的な地域文化を探訪する。残された史跡や伝承から、日本人がもつ高い精神性が垣間見え、その根本を探る旅はこれからも続く。

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帝国日本の気象観測ネットワーク Ⅵ 台湾総督府

 
A5判 508頁 並製 定価5,000円+税
ISBN978-4-89732-399-2 初版年月2018年12月

明治から大正・昭和へ 激動の中の台湾気象観測史
明治29(1886)年に台北測候所が創設され、その後昭和20(1945)年の終戦まで、拡充されながら台湾島を中止とした気象観測が展開された。本書は、戦前から戦中にわたるその観測業務の展開を職員の変遷と膨大な気象資料によって浮き彫りにする。
『帝国日本の気象観測ネットワーク -満洲・関東州-』,『帝国日本の気象観測ネットワークⅡ-陸軍気象部-』,『帝国日本の気象観測ネットワークⅢ-水路部・海軍気象部-』,『帝国日本の気象観測ネットワークⅣ-樺太庁-』,『帝国日本の気象観測ネットワークⅤ-南洋庁-』に続く第6弾!

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日系食品企業の海外販売戦略 中国・香港・台湾における実証研究からみえるもの

 
A5判 180頁 並製 定価2,000円+税
ISBN978-4-89732-398-5 初版年月2018年11月

急激な経済発展を遂げ拡大する中国の食品市場に日系食品企業はどう挑んできたのか。食品安全問題、進出形態、中国特有の商慣習など、中国進出の問題点を克服し、販路を拡大、市場を開拓した日系食品企業の販売戦略を実証的に検証。多くの事例分析により、中国進出のポイントを衝く。

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家族農業経営の変容と展望

 
A5判 228頁 上製 定価3,000円+税
ISBN978-4-89732-397-8 初版年月2018年11月

◎家族農業経営にみる「企業的要素」を探る!
農業経営の基本に強く維持されている家族農業経営が、発展する企業的経営の進展の中でどのように変容してきたのか、また農業経営の中で家族経営的要素と企業的要素がどのように現れているのか、多様な視点から家族農業経営の内実を分析し、今後の農業経営を展望する。

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鯨塚からみえてくる日本人の心 6 鯨の記憶をたどって北勢
四日市・鈴鹿、並びに南勢伊勢志摩へ
   

 
四六判 250頁 上製 定価2,800円+税
ISBN978-4-89732-396-1 初版年月2018年09月


◎鯨の長大な回遊を追って、鯨塚をめぐる巡礼の旅
日本各地には数多くの鯨にまつわる史跡が数多く残されている。本書では、自然への畏敬を込めて建てられた鯨塚に焦点をあて、有形・無形の記憶から伝統的な地域文化を探訪する。残された史跡や伝承から、日本人がもつ高い精神性が垣間見え、その根本を探る旅はこれからも続く。

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食の経済入門 2018年版    

 
A5判 156頁 並製 定価2,000円+税
ISBN978-4-89732-393-0 初版年月:2018年09月 


食を学ぶための経済入門書2018年版
私たちが日々口にする食品の生産、加工、流通について、そしてその仕組みについて、わかりやすくまとめた入門的テキスト。食品工業や流通業、農業や漁業、そして食品の安全など、現代の食をめぐる様々な事柄をやさしく解説。現代の食を俯瞰できる食料経済の学習に最適な入門書。『食の経済入門-2016年版』のデータを更新するとともに、コラムを充実。

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農業のある都市を目指して 新しい都市計画への問いかけ    

 
A5判 270頁 並製 定価3,000円+税
ISBN978-4-89732-394-7 初版年月2018年09月


◎新しい都市計画への足がかりとなる農業の意義
「都市」とは何か、都市計画とは何か、農業の存在意義は何か。本書は、数多くの論者の主張を紹介し、それらの整理の中から、都市の概念と農業の存在、都市化と都市計画、都市化と農業問題等の問題を解きほぐし提起する。環境共生都市実現への道すじを示す刮目の書。

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ルーラル 農村とは何か    

 
A5判 364頁 並製 定価3,500円+税
ISBN978-4-89732-395-4 初版年月2018年09月


◎農村という場所の意味を探求する!
「農村」という概念は今でも有効なのか、意味ある考え方なのか――グローバル化が世界を占有してしまった現代社会で、農村をどのように論じるべきなのか?地理学、社会学、政治学、経済学、人類学、民族学、倫理学、心理学、哲学の研究成果をベースに、変貌する農村地域の社会的・経済的構造と人々の暮らしに多角的に論究する。

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共生社会システム研究Vol.12,No.1  
多文化共生時代の可能性と未来    

 

共生社会システム学会(編) A5判 278頁 並製 定価2,800円+税
ISBN978-4-89732-392-3  初版発行年月:
2018年09月

◎多様な文化の違いを乗り越える社会の創造を!
アフリカ狩猟採集民の人間社会のありようを端緒に、多文化共生時代が有する豊かなイメージを自然観から、多言語文化のあり様から、そしてSDGsの役割から、重層的に考察する。多文化時代の新たな地平を確固ものとする社会システムの創造を訴えた共生社会論。ほかに投稿論文4点、研究ノート1点、書評7点を掲載。

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北海道農業機械化の歴史 〈全6巻+別巻1〉    

 
村井 信仁(著) 発行:農業技術通信社 発売:農林統計出版 A4判 920頁 定価7,200円+税
ISBN978-4-89732-383-1
 初版年月2018年06月


北海道の農業を支えてきた農業機械。本書はその技術開発の足跡を貴重な史料とともにたどる。大地に寄り添い、作物の声を聞くという、農機具本来の姿を広範な視点で物語る。

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食品法入門 食の安全とその法体系    

 
 A5判 230頁 並製 定価3,000円+税
ISBN978-4-89732-391-6 初版年月2018年06月


法が守る食品安全!
農林水産業から、食品製造業・流通業そして外食産業と広範囲の産業活動に支えられている豊かな日本の食生活。その安全性が科学技術の進歩や経済のグローバル化により脅かされている。本書では食品の安全に関わる法律・制度をわかりやすく解説する。

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農村経済と伝統儀礼 サモアにおける生活維持システムの研究    

 
A5判 並製 定価2,600円+税
ISBN978-4-89732-382-4 初版年月2018年05月


独自の「豊かさ」をもつサモアの村落社会は、固有の価値観や社会制度、慣習などによって形成されている。本書では、その「豊かな」生活基盤が、浸透する貨幣経済とグローバル化の下でどのように維持されているか、克明な現地調査から描き出す。

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医福食農の連携とフードシステムの革新    

 

A5判180頁 並製 定価2,000円+税
ISBN978-4-89732-381-7 初版年月2018年05月

高齢化の進展や医療制度の変化に伴って、医療・福祉の分野は変革の時代に突入した。この時代認識のもと、給食・配食を含む医療・福祉・食の連携は、技術革新を伴いながら、バリューチェーン構築の可能性を見せ始めている。本書は、フードシステムの視点から、この連携の現段階と将来を展望する。

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持続可能な社会論    

 
A5判 270頁 並製 定価2,700円+税
ISBN978-4-89732-380-0 初版年月2018年04月

「持続可能な社会」の理念を多くの先達たちから学び、その理念を基礎に切り拓くべき未来社会像の実践過程・歴史的展開過程を整理する。その上で、高度に成熟化した現代社会の矛盾を止揚した未来社会を持続可能な社会と位置づけ、その理論・実現方法を熱く論じる。

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内発的農村発展論 理論と実践    

 
 A5判 360頁 並製 定価2,800円+税
ISBN978-4-89732-379-4 初版年月2018年03月

農山村地域の再生に向けて提唱されてきた、これまでの「内発的発展」論の限界を乗り越え、“交流を内発性のエネルギーと認識する新しい内発的発展論”として提起。流布される“農村たたみ論”に抗して、新しい農村ビジョンを示す。

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一般企業の農業参入の展開過程と現段階    

 
 四六判 250頁 上製 定価3,200円+税
ISBN978-4-89732-377-0 初版年月2018年03月

農地制度の改正や農地リース制度での農地貸借の自由化により、多くの企業が農業参入を果たしている。これら農業参入企業の農業経営の特徴と企業経営全体における農業事業の位置づけを明らかにし、農業参入企業の地域農業における意義と限界を多くの事例から検証する。

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改訂新版 食品ロスの経済学    

 
 A5判 288頁 並製 定価3,000円+税
ISBN978-4-89732-378-7 初版年月2018年03月

大きく変化する世界の食品ロスをめぐる情勢に鑑み、より社会的意義のある理論的フレームワークを提起する。食品ロス発生の本質を事後的な需給調整の問題と再定義し、加工食品の返品問題(3分の1ルール)やコンビニ出店過剰のケースを追加し経済学的に論究。さらにドギーバッグ、フードバンクの普及課程などをグローバルな政策を含め実証的に検証する。

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帝国日本の気象観測ネットワークⅤ  南洋庁    

 

山本 晴彦(著) A5判 260頁 並製 定価3,000円+税
ISBN 978-4-89732-375-6 初版発行年月:2017年12月


台風発生地 南洋群島の気象観測史
「一旦暴風雨を受くるや殆ど生色なきに到ること稀ならず」とも語られた南洋諸島の気象。本書では1923年から1942年にわたる「南洋庁」での観測について、その業務と職員・組織、その観測成果を紹介する。『帝国日本の気象観測ネットワーク -満洲・関東州-』,『帝国日本の気象観測ネットワークⅡ-陸軍気象部-』,『帝国日本の気象観測ネットワークⅢ-水路部・海軍気象部-』『帝国日本の気象観測ネットワークⅣ-樺太庁-』に続く第5弾!

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棚田の保全と整備

 

木村 和弘(著) A5判 204頁 並製 定価2,300円+税
ISBN 978-4-89732-376-3
 初版発行年月:2017年12月

荒廃する棚田を救う技術を示す!
圃場整備と重要文化財的景観の保全とは相容れないのか。本書では、全国の棚田が直面する耕作放棄とそれによる荒廃が進む棚田の保全にあたって、圃場整備と景観保全を融合させた整備方式による棚田の保全を検討する。また棚田保全に重要な除草作業の安全性向上策も提示する。

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農村地域における諸活動と住民流動の評価と展望
高齢化・人口減少時代のなかで  

 

能美 誠(著) A5判 226頁 上製 定価3,000円+税
ISBN 978-4-89732-374-9 初版発行年月:
2017年12月

◎地域の経済活動・生活実態を把握する
深刻化する少子高齢化と人口減少により、統計データとして農村地域の現実を把握することが困難となりつつある。本書では地域活動の活動水準に関わる数値を推計し、それを基礎に農業生産や通勤、住民交流など様々な地域経済活動や生活活動の分析を行い、地域の実態を明らかにする。

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フードシステムの革新とバリューチェーン

 

斎藤 修(著) A5判 282頁 上製 定価3,500円+税
ISBN 978-4-89732-372-5   C3033 初版発行年月:
2017年09月

わが国フードシステム研究を牽引してきた著者が、これまでの研究を俯瞰し、新たな研究方向を指し示す。サプライチェーンからバリューチェーンの構築、農商工連携から医福食農連携、そして地域イノベーションとプラットフォームという展開への道筋を提起する。

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健康を担う「日本の食」 病気を生む「欧米の食」

 

長谷山 俊郎(著)  四六判 298頁 並製 定価1,800円+税
ISBN 978-4-89732-373-2 初版発行年月:2017年09月


いま、国民の9割以上が不健康・病気といわれる。日本の医療は日進月歩、進歩しているいわれているのに・・・。本書では最新の研究成果を紹介しながら、「日本の食」、「欧米の食」の何が健康や病気に作用しているのかを明確にし、食からの病気の解決方法と健康を担う食を明らかにする。

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共生社会システム研究Vol.11,No.1
共生社会をつくる 時代の閉塞を超えて   

 

共生社会システム学会(編) A5判 370頁 並製 定価3,700円+税
ISBN 978-4-89732-371-8 
 初版発行年月:2017年09月

〈農〉や地域を基礎とした多元的・多層的な共生社会論を提起した学会設立10周年記念シンポジウムの報告論文に加えて、宮本憲一先生による現代資本主義下での人権を語った記念講演、中国社会科学院・王青教授のマルクスの哲学を基礎とした共生社会論への哲学的解読も掲載した、持続可能な社会の実現を考察する共生社会システム学会の機関誌。ほかに投稿論文等4本、短報2本、研究ノート2本、書評6点を掲載。

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台湾原住民族の生活再建と地域活性化
国民的財産としての農村文化と地域資源の継承発展 そして日本が学ぶこと  

 

東 正則(編著), 林 梓聯(編著) A5判 302頁 並製 定価3,000円+税
ISBN 978-4-89732-370-1 初版発行年月:2017年08月


多様な価値観、生活様式、生産様式を有する原住民族の伝統的で固有の文化を国民的な財産と位置づけ、その固有の文化や地域資源を活用して地域活性化へとつなげていく台湾。こうした台湾の事例をひとつのモデルとして、原住民族と地域資源、そして地域活性化の方策を考える。

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〈土〉という精神 アメリカの環境倫理と農業

 

ポール・B・トンプソン(著) 太田 和彦(訳) 四六判 364頁 上製 定価3,700円+税
ISBN 978-4-89732-369-5
 初版発行年月:2017年07月

生産至上主義、スチュワードシップ、経済学、全体論という4つの規範から哲学的アプローチを行い、環境における農業の重要性を問い直す。さらには産業思想による農業の支配への警鐘へと導く〈農〉の思想の確立を、環境哲学の立場から主張する環境倫理学の導きの書。

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遺伝子組換え作物をめぐる「共存」 EUにおける政策と言説 

 

立川 雅司(著) A5判 320頁 並製 定価 3,500円+税
ISBN 978-4-89732-368-8 初版発行年月:
2017年07月

遺伝子組換え作物の栽培拡大が進むなか、非組換え作物との共存政策を打ち出したEUは、どのようなアイデアをもとに、どのような言説でその政策を組み立てたのか。綿密な現地調査等をふまえ、社会学的分析手法をも駆使し、「共存」政策の現実をトレースする。

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帝国日本の気象観測ネットワーク Ⅳ 樺太庁